株式用語集

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あ行

悪材料(あくざいりょう)

株価が下落するような悪い事件やニュース。弱材料(よわざいりょう)ともいう。株式市場はニュースの影響を大きく受けるため、悪材料が出ることにより、一時的にでも相場が下がることに繋がる。

■板(いた)

一つひとつの銘柄に寄せられた、売買注文の状況を示したもの。注文状況が分かる情報板のこと。

■インサイダー取引(いんさいだーとりひき)

企業の内部情報や公開されていない情報を知っている者が株の取引を行い、不正に利益を得ること。内部者取引ともいう。

■円高・円安(えんだか・えんやす)

円貨の価値が外貨に対して相対的に高くなることが円高。その逆が円安。一般的に円高といえば、外貨の中でもアメリカドルとの交換レートを指している。つまり、円高=ドル安といえる。

■追い証(おいしょう)

信用取引で売買した株の価格が下落したために、追加で保証金が発生すること。追加しないでおくと、証券会社によって決済されてしまう。

■大型株(おおがたかぶ)

東証1部銘柄の中で、時価総額と流動性が高い上位100銘柄のこと。それに続く400銘柄を中型株、それ以外を小型株という。

■大引け(おおびけ)

証券取引所でその日の最後に売買が成立した株価のこと。午前立会(前場)と午後立会(後場)に分かれる売買立会において、前場の最後の取引を前引け、後場の最後の取引を大引けという。大引けで付いた終値は引け値と呼ばれるが、引け値が付かないまま取引が終了した場合には、ザラ場で最後に付いた値段が終値となる。

■押し目(おしめ)

大きく上昇した株価が、利益確定する人などの売り注文によって下落すること。上昇幅に対して半分に下がることを「半押し」(例:100円上昇後に50円下落)、元の価格まで戻ることを「全押し」といった使い方をする。利益確定の売りが一巡すると、株価が再び上昇していくことがあるため、押し目の見極めは投資家にとって重要なポイント。株価チャートを見て、下落率や移動平均線との位置関係などから反発のタイミングを探る。「押し目が取れたら一人前」ともいわれる。

■織り込み済み(おりこみずみ)

株価は、企業の業績や成長性などをある程度反映して変動する。例えば「来期の業績がよいだろう」と予想する投資家が多ければ、実際の業績が発表される前に買い注文が増えて、株価が上昇する。このように、新情報が与えるインパクトがすでに株価に反映されている状態を「織り込み済み」という。織り込み済みの場合、好業績を示す情報などが発表されても株価は上昇しにくい。また、織り込まれておらず、株価に対するインパクトが大きな新情報は「サプライズ」という。

■終値(おわりね)

その日の各取引時間内において、最後に取引された値段。