22日の東京株式市場で日経平均株価は反落しました。週末で積極的な売買は見送られるなか、景気敏感株などに対する売りが優勢となりました。

 

大引けの日経平均株価は前日比125円41銭安の2万8631円45銭。

 

東証1部の売買高概算は12億1752万株。売買代金概算は2兆3734億8800万円となりました。値上がり銘柄数は694と全体の約32%、値下がり銘柄数は1416、変わらずは80銘柄でした。

 

21日の米株式市場では、NYダウが前日比12ドル安と3日ぶりに反落しました。

 

しかし、ハイテク株は高くナスダック指数は最高値を更新しました。これを受けた、東京市場では上値は重く日経平均株価は軟調に推移。

 

前日に終値ベースで30年5カ月ぶり高値に上昇したこともあり、利益確定売りが出やすかったようです。一時200円超の下落となったが、下値には買いが入り、下げ渋りました。

 

英紙タイムズが、日本政府は新型コロナウイルスのため東京五輪を中止せざるを得ないと非公式に結論づけた、と報道したことも警戒されました。鉄鋼や証券、空運、陸運株などが安くなっています。

 

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