本日29日の日経平均は大幅続落しました。

 

28日の米国市場でNYダウは反発し、300ドル高、一部銘柄での投機過熱を受け、ネット証券が取引制限を実施したことなどから、金融市場混乱への警戒感が後退しました。

 

本日の日経平均もこうした流れを引き継いで123円高からスタートしましたが、前述の取引制限が緩和されたことで米国株の乱高下に対する懸念がなおくすぶり、寄り付きを高値に伸び悩みました。

 

後場に入るとNYダウ先物の下落とともに大きく値を崩し、大引け直前には27629.80円(前日比567.62円安)まで下落する場面があった。

 

大引けの日経平均は前日比534.03円安の27663.39円。終値で28000円を割り込んだのは7日以来、およそ3週間ぶりです。

 

東証1部の売買高は15億7635万株、売買代金は3兆2329億円。業種別では、電気・ガス業、機械、非鉄金属が下落率上位で、その他も全般軟調です。

 

その一方、不動産業、証券、海運業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は14%となりました。

 

 

 

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