24日の東京株式市場は主力輸出株中心に大きく売り優勢の展開。日経平均は安値引けとなり、下げ幅は500円近くに達し3万円台を割り込みました。

 

大引けの日経平均株価は前営業日比484円33銭安の2万9671円70銭と急反落。東証1部の売買高概算は15億7041万株、売買代金概算は3兆4613億3000万円。

 

値上がり銘柄数は605、対して値下がり銘柄数は1523、変わらずは66銘柄でした。

 

きょうの東京市場は週初とは打って変わってハイテクセクターが売り叩かれる展開となり、日経平均は大幅に反落しました。

 

これまで相場を牽引してきた半導体関連が利食われたほか、電子部品関連やゲーム関連などグロース株が総じて大きく水準を切り下げました。

 

今週に入り米国株市場では長期金利の上昇を嫌気して、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が調整局面に入り、これに追随する動きを余儀なくされました。

 

同じ時間帯で取引が行われているアジア株市場も香港株などの下げがきつく投資家心理を冷やしました。

 

一方、バリュー株は買われる銘柄も散見された。空運や鉄鋼株の一角など景気敏感セクターや不動産株などが堅調に推移。

 

なお、全体売買代金は3兆4000億円台と大きく膨らみ、1月28日以来約1カ月ぶりの高水準でした。

 

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