27日の東京株式市場は朝方に買い先行で始まったものの、その後は売りに押される展開で日経平均は後場後半に下げ幅を広げ2万9000円台を割り込みました。

 

大引けの日経平均株価は前営業日比134円34銭安の2万8991円89銭と反落。東証1部の売買高概算は11億5937万株、売買代金概算は2兆4409億8000万円。値上がり銘柄数は749、対して値下がり銘柄数は1338、変わらずは103銘柄でした。

 

きょうの東京市場は、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が買われたことなどを追い風に朝方こそ日経平均がプラス圏でスタートしたが、その後は買いが続きませんでした。

 

取引時間中は漸次下値を切り下げる展開で、大引け間際に2万9000円台を割り込んだ。変異ウイルスを含めた国内での新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか、緊急事態宣言の発令などに伴う国内景気の停滞が株価の重荷となっています。

 

また、企業の決算発表本格化を前に慎重なムードが漂う。日銀の金融政策決定会合はこれまでの金融緩和政策の維持を決めたが、株式市場では事前に織り込まれ材料視されませんでした。

 

業種別では海運株の上昇が目立つものの、全体的に下げる業種が多く、個別銘柄も東証1部の6割に当たる1300あまりの銘柄が下落しました。