日経平均は5日続伸。25日の米株式市場でのNYダウは81ドル安と4日ぶりに小反落。新型コロナワクチンの普及による経済活動正常化への期待のほか、米長期金利が1.6%を下回って推移していることを受け、レジャー関連のほかハイテク株に買いが入りました。

ただ、4月の新築住宅販売件数など経済指標が揃って市場予想を下回ったこともあり、引けにかけ下落に転じました。

なお、ナスダック総合指数は0.02%安。本日の日経平均は157円安と反落して始まったが、米長期金利の低下を追い風としたグロース(成長)株の堅調推移を背景に、即座に切り返してプラスに転じると、28710.83円まで上値を伸ばしました。

ただ、その後は伸び悩んで一時は上げ幅をほぼ吐き出す場面も。時価外の米株価指数先物が堅調なことなどを背景に後場は再び上げ幅を拡げて始まったが、こう着感を強め、大引けまで28600円台でのもみ合いが続きました。

大引けの日経平均は前日比88.21円高の28642.19円となりました。東証1部の売買高は10億9663万株、売買代金は2兆4138億円だった。セクター別では、空運業、陸運業、サービス業、化学、電気機器などが上昇率上位となった。一方、鉄鋼、パルプ・紙、電気・ガス業、銀行業、石油・石炭製品などが下落率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は35%、対して値下がり銘柄は全体の59%でありました。

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