2日の東京株式市場は、朝方寄り付き段階では日経平均が安かったものの、その後は押し目買いが優勢となりプラス圏に浮上、後場は高値圏で売り物を吸収しました。

 

大引けの日経平均株価は前営業日比131円80銭高の2万8946円14銭と3日ぶり反発。

 

東証1部の売買高概算は12億4876万株、売買代金概算は2兆7747億円。値上がり銘柄数は1259、対して値下がり銘柄数は842、変わらずは92銘柄でした。

 

きょうの東京市場は、朝方は売りが先行し日経平均は2万8500円台まで水準を切り下げたが、その後急速に切り返す展開となりました。

 

前日の欧米株が総じて堅調だったことに加え、国内で新型コロナワクチンの普及が進んでいることなどを受け市場心理が改善しました。

 

後場寄りに日経平均は2万9000円台に乗せる場面もあったが、その後は戻り売りに押され伸び悩みました。

 

業種別ではワクチン普及を背景としたアフターコロナ環境を先取りして不動産などの内需系銘柄に買いが入り、海運などグローバル景気敏感株なども強い動きを示しました。

 

原油市況高騰を受け資源関連株も物色人気に。東証1部全体の57%の銘柄が上昇、売買代金は2兆7000億円台に膨らみ、今週に入ってからは最も活況な地合いでした。

 

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