18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。前場はハイテク株などが買われ堅調に推移したが、景気敏感株は軟調で後場に入り売りに押されました。

 

大引けの日経平均株価は前日比54円25銭安の2万8964円08銭。東証1部の売買高概算は15億1255万株。売買代金概算は3兆5356億円となりました。

 

値上がり銘柄数は540と全体の約24%、値下がり銘柄数は1570、変わらずは83銘柄。

 

前日のニューヨーク市場でNYダウは下落したものの、ナスダック指数は上昇し最高値に接近。それを受けた東京市場でも半導体株などハイテク株が堅調な値動きとなり、日経平均株価は寄り付きに110円強の上昇でスタートしました。

 

ただ、買い一巡後は上値が重い展開。景気敏感株などには売りが目立ち、後場に入り日経平均株価はマイナス圏に転じ5日ぶりに2万9000円を割り込みました。

 

日銀金融政策決定会合の結果が発表されたが、金融政策は現状維持で相場への影響は限定的。全体相場は後場にかけ一進一退の膠着状態が続きました。

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