日経平均は4日続落。6月30日の米国市場でNYダウは続伸し、210ドル高となりました。

 

6月のADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回り、景気敏感株を中心に買いが入りました。

 

本日の日経平均もNYダウの上昇を好感して40円高からスタートしたが、寄り付き直後をこの日の高値にマイナス転換。

 

国内での新型コロナウイルス新規感染者数の増加などが懸念されて弱含み、後場の寄り付きで一時28624.80円(前日比166.73円安)まで下落。

 

週末発表の米雇用統計を見極めたいとの思惑も強く、売買はやや低調でした。

 

大引けの日経平均は前日比84.49円安の28707.04円。東証1部の売買高は8億3323万株、売買代金は1兆9862億円となりました。

 

業種別では、海運業、情報・通信業、金属製品が下落率上位。一方、空運業、鉱業、保険業が上昇率上位でした。東証1部の値下がり銘柄は全体の59%、対して値上がり銘柄は35%となりました。

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