6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり182銘柄、値下がり37銘柄、変わらず6銘柄となりました。

 

日経平均は大幅に6日続伸。3日の米国市場でNYダウは反落し、74ドル安となりました。8月の雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、景気敏感株などに売りが出ました。

 

ただ、3日に菅義偉首相が退陣表明したことを受けて新政権での自民党の支持率回復、また今後の経済対策や規制改革への期待などから日本株の先高観が続き、週明けの日経平均は373円高からスタート。

 

寄り付き後も堅調な展開となり、後場には29705.04円(前週末比576.93円高)まで上昇する場面があった。

 

大引けの日経平均は前週末比531.78円高の29659.89円となりました。終値としては4月19日以来の高値で、東証株価指数(TOPIX)は1990年8月以来およそ31年ぶりの高値。

 

東証1部の売買高は11億7683万株、売買代金は3兆0419億円でした。業種別では、海運業、証券、機械が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、鉱業、電気・ガス業、パルプ・紙など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は24%となりました。

 

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