日経平均は続伸。10日の米国市場でNYダウは5日続落し、271ドル安となりました。

 

8月の卸売物価指数(PPI)の伸びが市場予想をやや上回り、インフレへの警戒感がくすぶったほか、民主党が企業の自社株買いに対する課税を検討しているとの報道なども嫌気された。

 

また、東京市場では前週までの大幅上昇による利益確定の売りが出て、週明けの日経平均は9円安からスタートすると、朝方には一時30229.01円(前週末比152.83円安)まで下落。

 

ただ、先高観の強さから下値では押し目買いが入り、連日の高値引けとなった。

 

大引けの日経平均は前週末比65.53円高の30447.37円。

 

前週末に続き終値で2月16日(30467.75円)に次ぐ今年2番目の高値を付けた。東証1部の売買高は11億3544万株、売買代金は2兆8504億円。

 

業種別では、鉄鋼、石油・石炭製品、銀行業が上昇率上位。一方、輸送用機器、証券、空運業が下落率上位。東証1部の値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は25%となりました。

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