10月27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上が72銘柄、値下がり144銘柄、変わらず9銘柄となりました。

 

日経平均は小幅反落。前日の米株式市場でのNYダウは小幅ながら3日続伸、S&P500指数と揃って連日で史上最高値を更新。

 

良好な企業決算や10月消費者信頼感指数の改善が好感されました。ハイテク企業決算への期待も根強く、ナスダック総合指数も小幅続伸。

 

しかし、前日の急伸の反動が優勢となり、日経平均は50円安でスタート。29000円を割り込むと、アジア市況が軟調な中、下げ幅を拡げる展開が続き、前場中頃には28870.25円(235.76円安)まで下げました。

 

ただ、企業決算の本格化や衆院選投開票を前に持ち高を一方向に傾ける向きは少なく、前引けかけて下げ渋ると、後場は25日移動平均線での底堅さも窺えたことから押し目買いが優勢に。大引けまで下げ幅を縮め、結局、前日終値と同水準まで戻しました。

 

大引けの日経平均は前日比7.77円安の29098.24円。東証1部の売買高は11億4411万株、売買代金は2兆6240億円。

 

セクターでは海運業、空運業、電気・ガス業などが下落率上位となった一方、輸送用機器、食料品、保険業などが上昇率上位となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の63%、対して値上がり銘柄は32%となりました。

 

 

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