11月10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり147銘柄、変わらず10銘柄となりました。

 

日経平均は4日続落。前日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落。10月生産者物価指数(PPI)が引き続き高い伸びを示したためインフレ警戒感が強まり、史上最高値付近からの利益確定売りとなりました。

 

米10年国債利回りは低下したがハイテク株も利益確定売りに押され、ナスダック総合指数は12日ぶりに反落。

 

日経平均は76.40円安でスタート。前日までの下落による値ごろ感もあって、一時は前日比プラス圏に浮上する場面もあった。しかし、戻り待ちの売りも根強く再び失速。

 

中国株や香港株、時間外のNYダウ先物が軟調ななか、後場は一段と下げ幅を拡げて始まると一時は29100円割れに。今晩の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの様子見姿勢から戻りは鈍く、その後も軟調な推移が続きまました。

 

大引けの日経平均は前日比178.68円安の29106.78円と。東証1部の売買高は11億5329万株、売買代金は2兆5202億円でした。

 

セクターではゴム製品、空運業、鉄鋼などが下落率上位となった一方、パルプ・紙、海運業、その他製品などが上昇率上位となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の55%、対して値上がり銘柄は39%となりました。

 

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