11月11日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり137銘柄、値下がり84銘柄、変わらず4銘柄となりました。

 

日経平均は5日ぶり反発。10日の米国市場でNYダウは続落し、240ドル安。10月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを見せ、インフレや早期利上げへの懸念が再燃しました。

 

本日の日経平均はこうした流れを引き継いで60円安からスタートしましたが、円相場の下落を受けて買いが入り、前引けにかけて一時29336.03円(前日比229.25円高)まで上昇。

 

ただ、明朝のMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直し発表を前にした手控えムードなどから、後場に入ると伸び悩みました。

 

大引けの日経平均は前日比171.08円高の29277.86円。東証1部の売買高は11億9030万株、売買代金は2兆4883億円。

 

業種別では、非鉄金属、倉庫・運輸関連業、卸売業が上昇率上位。一方、石油・石炭製品、鉱業、建設業が下落率上位でした。東証1部の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は56%となりました。

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