12月22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり117銘柄、値下がり101銘柄、変わらず7銘柄。

 

日経平均は小幅続伸。前日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに大幅反発。治療薬の普及期待などから新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対する懸念が緩和。歳出法案の進展期待も支援材料となり終日堅調に推移しました。

 

ナスダック総合指数も大幅に反発。こうした流れを引き継いで日経平均は96.47円高でスタート。ただ、前日の大幅反発で既に米株高は織り込み済みで、寄り付き直後は失速。その後は、アジア市況が小高い一方、時間外取引の米株価指数先物は軟調と外部環境がまちまちな中、前日終値近辺でのもみ合いが継続。

 

前場と後場でそれぞれ一時マイナスに転じる場面もあったが、心理的な節目の28500円割れでは押し目買いが根強く、結局、引けにかけてプラスに転じて終えました。

 

大引けの日経平均は前日比44.62円高の28562.21円となりました。東証1部の売買高は8億7492万株、売買代金は1兆9894億円。

 

セクターでは空運業、鉱業、ゴム製品などが上昇率上位に並んだ一方、パルプ・紙、食料品、電気・ガス業などが下落率上位に並びました。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は41%となりました。

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