7月25日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[8851]アーバンライフ 1,326円 前日比+300(+29.24%)S高

ストップ高。[8802]三菱地所が24日の取引終了後、同社の完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表しており、TOB価格2,415円にサヤ寄せする動きとなっています。

今回のTOBは、関西エリアに豊富な店舗網や実績を有するアーバンライフを完全子会社化することで、三菱地所グループの分譲マンション事業や不動産管理事業においてシナジーが想定できると判断したためといいます。

買付予定数は314万7,070株(下限209万8,000株、上限設定なし)、買付期間は7月25日から9月4日まで。

TOB成立後、アーバンライフは所定の手続きを経て上場廃止となる予定です。

なお、これを受けて東京証券取引所ではアーバンライフ株式を監理銘柄(確認中)に指定しています。

 

[3673]ブロードリーフ 750円 前日比+100(+15.38%)S高

ストップ高で上場来高値を更新。

同社は24日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が従来予想の94億円から100億8,000万円(前年同期比27.2%増へ、営業利益が9億5,000万円から15億4,000万円(同67.8%増へ、純利益が6億円から9億7,000万円(同73.5%増へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っています。

システム販売分野が好調に推移したことなどが売上高・利益を押し上げたとしています。

 

[6835]アライドテレシスホールディングス 142円 前日比+15(+11.81%)

後場一段高。同社傘下のアライドテレシスはきょう、国際的なシステム監査資格団体ISACAのサイバーセキュリティー対策トレーニング環境「CSXトレーニングプラットフォーム」の販売を開始したと発表し、材料視されているようです。

「CSXトレーニングプラットフォーム」は、バーチャル・ラボ形式を採用したデジタルフォレンジックを習得するための研修プログラムです。

学習者は指定のURLにログインするだけで、実際のデータセンターに設置されているような高価な機材群を直接制御することが可能で、分析するためのさまざまなアプリケーションを起動しながらフォレンジックの実習を行うことができます。

 

[7102]日本車両製造 300円 前日比+25(+9.09%)

急騰。同社が24日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高170億5,600万円(前年同期比21.7%減)、営業利益15億9,500万円(同2.3倍)、純利益16億4,600万円(同76.5%減)となり、上期計画の営業利益7億円を上回ったことが好感されています。

鉄道車両事業でJR向け車両や海外向け車両が減少したほか、輸送用機器・鉄構事業でコンテナ貨車が減少し売上高は減収となりましたが、建設機械事業における利益の増加や、鉄道車両事業、エンジニアリング事業における利益の改善が進んだことで大幅増益を確保しました。

なお、最終利益は前年同期に計上した非事業用資産の譲渡による特別利益がなくなったことから大幅減益となりました。

 

[2335]キューブシステム 979円 前日比+71(+7.82%)

後場急上昇。同社はきょう正午に、19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表しました。

営業利益が1億900万円(前年同期比52.4%増)と大幅増益となったことが買い手掛かりとなっているようです。

売上高は30億8,200万円(同1.4%増)で着地しました。

建設機械メーカーや電力会社向けシステム構築案件が拡大したほか、利益面では既存ビジネスの生産性向上に取り組んだことが寄与しました。

なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いています。

おすすめの記事