7月30日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[3658]イーブック 1,585円 前日比+300(+23.35%)S高

ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は2.1億円となりました。

連結決算であった前年同期0.3億円に対して大幅増益、通期計画3億円に対する進捗率も70%に達しており、ポジティブなインパクトにつながっています。

海賊版サイト閉鎖などの影響もあって新規会員が増加、電子書籍の配信、提供とも売り上げが大幅に伸びました

通期業績の大幅な上振れを期待する動きが優勢となっているようです。

 

[4816]東映アニメーション 4,050円 前日比+620(+18.08%)

買い気配でスタート。27日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比42.0%増の50.6億円に拡大して着地したことが買い材料視されました。

国内外でスマートフォン向けゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」をはじめとする版権収入が拡大したうえ、中国や北米向け映像配信権の販売も好調だったことが寄与しています。

第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の93億円から123億円に32.3%上方修正しました。

従来の19.6%減益予想から一転して6.4%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しです。

 

[6371]椿本チエイン 1,048円 前日比+123(+13.30%)

急反発。第1四半期営業利益は54.4億円で前年同期比25.6%増益、チェーン・世紀事業の利益率改善によって、市場予想を約5億円上回りました。

会社側では、買収したセントラルコンベア社の影響を織り込み、通期予想を売上高は2250億円から2440億円に、営業利益を213億円から217億円に上方修正しました。

買収による収益への影響はマイナスとみられるため、実質的には収益の上振れ幅はより大きいとの見方にも。

 

[7752]リコー 1,127円 前日比+91(+8.78%)

大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表営業利益は197億円で前年同期比4.1%増益となり、減益を想定していた市場予想を上回りました。

会社計画も4割程度上振れたもようです。

構造改革効果は通期で344億円を想定していましたが、第1四半期は155億円程度にのぼったもようで、収益体質の強化は想定以上

事業環境の厳しさは強く意識されてきましたが、通期業績上振れの可能性も高まったことで、見直しの動きが進む格好のようです。

 

[3053]ペッパーフードサービス 4,290円 前日比+305(+7.65%)

大幅続伸。本日第2四半期の決算発表を予定しており、買い戻しや好決算先取りの動きが強まっているもようです。

第1四半期営業利益は7.7億円で前年同期比33.4%増益、上半期計画12.4億円、同3.4%増益に対して高い進捗率となっており、業績上振れの可能性は高いとみられています。

これまで中小型内需成長株の利食い売り優勢の流れに押されてきましたが、見直しの契機になるとの期待も高いようです。

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