本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[6927] ヘリオステクノ 1,020円 前日比+150(+17.24%)S高
ストップ高比例配分。連結子会社フェニックス電機が、国立研究開発法人の産業技術総合研究所、サイアロンなどと協力して、近紫外から近赤外光の広帯域の波長を有するLED素子を開発したと発表しました。
極めて広い波長の光を発し、かつ発光波長や強度が安定な新しい光源の実現はこれまで強く切望されていたもので、今後、医療・分析・科学計測から民生機器などの極めて広範な産業分野において普及が期待される状況になります。
[3920] アイビーシー 1,890円 前日比+256(+15.67%)
後場一段高。同社はソフト開発やICTインフラ性能監視などを手掛けるほか、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティーサービスなどに対する期待も高いです。
世界的に企業のクラウド活用が進んでおり、米国株市場ではアマゾンがアップルに続く時価総額1兆ドル台乗せを果たしたましたが、これはクラウドサービス「AWS」を成長エンジンに業績を拡大させたことが背景にあります。
日本でもシステム開発企業の間ではクラウド分野で商機を捉えようとする動きが活発です。
同社は8月末にクラウド型情報監視サービスの提供を開始、この流れに乗り株価も再評価の動きにあります。
また、足もとの業績も好調、18年9月期は営業16%増益と2ケタ伸長を見込んでいますが、一段の上方修正期待もあります。
[6573] アジャイル 2,550円 前日比+224(+9.63%)
大幅に3日ぶり反発。スマートフォンで撮影した写真の取引を手掛けるスナップマートと連携し、Instagramアカウントの運用をサポートする「クラウドグラファー」をリリースしたと発表しました。
アカウントの開設・運用はアジャイルが実施し、スナップマートから企業やブランドにマッチするクリエイターを選出します。
クリエイターからコンセプトに沿った写真が納品され、コンテンツや広告として活用できるといいます。
[3677] システム情報 1,479円 前日比+119(+8.75%)
急伸で年初来高値更新。18年9月期の営業利益を従来予想の8.70億円から9.50億円(前期実績7.72億円)に上方修正しました。
システム構築・更改案件の増加やインフラ関連案件の大型化などが寄与する見通しです。
また、年間配当を従来予想の17.00円から18.00円に増額修正します。
このほか、東芝コミュニケーションAIを活用したインテグレーションサービスやソフトバンクのRPAソリューションの提供・販売を開始すると発表しました。
[7587] PALTEK 694円 前日比+48(+7.43%)
後場一段高。同社はこの日正午ごろ、100%子会社エクスプローラが、不安定な伝送路でも映像データを伝送できる、秘匿性の高い4K対応H.265/HEVCコーデックシステムを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っています。
なお、エクスプローラは、9月14日からオランダで開催される欧州最大の放送機器展「IBC 2018」に出展し、同製品を展示するといいます。