本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[2373] ケア21 2,873円 前日比+500 (+21.07%)S高
ストップ高。同社は19日の取引終了後、10月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っています。
今回発表の株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的とのことです。なお、効力発生日は11月1日です。
[3655] ブレインパッド 4,955円 前日比+425(+9.38%)
約2カ月ぶりに上場来高値更新。同社は同分野の研究開発の草分けで人工知能(AI)関連の象徴株としてマーケットの注目を集めています。
ここ情報ソフト関連株に強い動きが目立ちますが、その背景にはクラウドサービスやRPA(業務のAI化)などの市場拡大があります。
ファンド系資金の買いも観測されており、直近では英国の投資運用会社ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーが20日付で保有株比率を9.38%にまで高めたことが確認されています。
[2453] ジャパンベストレスキューシステム 1,323円 前日比+133 (+11.18%)
上場来高値更新。会員数の増加で利益成長を続けており、18年9月期は前期比39%営業増益を見込みます。
東証1部に上場しておりますが時価総額は500億円未満と小型で値動きが軽く、信用取組は14日申し込み現在で信用倍率0.4倍と売り長、日証金では株不足状態にあり足もとは逆日歩がついています。
18年9月期は好調な業績を背景に年間配当を11円と従来予想比1円上乗せするなど株主還元姿勢も強めています。
[6037] ファーストロジック 800円 前日比+91 (+12.83%)
一時ストップ高。同社が19日の取引終了後に発表した18年7月期単独決算は、売上高18億2200万円(前期比1.6%増)、営業利益6億2500万円(同25.5%減)、純利益4億7600万円(同7.3%減)となり減益でしたが、市場予想の5億円前後を上回って着地したことが好感されています。
「楽待」サイト会員数が12万5000人(前期比32.6%増)と順調に増加したほか、物件掲載サービス、提案サービスが伸長し増収を確保しました。一方で、スルガショックによりセミナー掲載サービスが減少したほか、積極的に広告宣伝費を投入したことが利益を圧迫しました。なお、19年7月期業績予想は非開示としている。
[4041] 日本曹達 712円 前日比+27(+3.94%)
大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も640円から800円に引き上げています。
新剤発売などで農業化学品事業が収益拡大期へ入ること、半導体材料や医薬品添加剤等の拡販による化学品事業の成長、今期の会社計画大幅上振れや来期の20%営業増益予想などを評価引き上げの背景としています。19.3期営業利益は会社計画50億円に対して65億円を予想しているようです。