9月28日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[2354] 安川情報システム 508円 前日比+80(+18.69%)S高

ストップ高。前日に上半期の決算を発表しました。

営業利益は2.5億円で前年同期比34.3%増益となり、従来予想の2億円を上回る着地となっています。

売上はIoTソリューション、ビジネスソリューションともに減少したものの、内製化の促進などにより利益率の改善が図れたため大幅増益になりました。

通期予想は据え置いていますが、上振れの可能性は高まったとの見方になっています。

 

[6625] JALCOホールディングス 235円 前日比+29(+14.08%)

急伸。連結子会社のジャルコが宅地建物取引業免許証の交付を受け、既存事業に加えて不動産売買に関する事業を開始すると発表しました。

短期中期で売却可能な物件を取得し、取得不動産に賃料収益等の付加価値を付けて売却します。

19年3月期業績予想(営業利益は前期比269.3%増の6.10億円)などは今回の事業開始を反映しておらず、利益が上振れる可能性があるとの期待から買いが入っています。

 

[7779] CYBERDYNE 897円 前日比+81(+9.93%)

大幅に4日ぶり反発。日本医療研究開発機構が公募した「ロボット介護機器開発・標準化事業」で、「高齢者の歩行機能の維持・向上のための衣服型HALの研究開発」が補助対象事業として採択され、交付決定が通知されたと発表しました。

衣服型HALと非接触型BESセンサによる生体電位信号を活用し、動作意思に応じた動作支援を開発します。

開発期間は21年3月末まで、補助金額は計2.705億円の予定です。

 

[3941] レンゴー 969円 前日比+74(+8.27%)

大幅反発。[3861]王子HD傘下の2社が段ボール原紙と段ボール製品の価格を引き上げると報じられています。

古紙や重油など原燃料価格の上昇を転嫁するのが狙いで、値上げは約1年ぶりとなるもようです。

同業他社も追随するとみられており、その際は、段ボールが主力となっている同社にとって、収益インパクトが大きくなるといった期待感が先行しているようです。

 

[6058] ベクトル 2,683円 前日比+176(+7.02%)

大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「オーバーウェイト」、目標株価3500円で新規カバレッジを行っていることが評価材料となっています。

デジタルメディアをけん引役とするPR市場の成長ポテンシャルは大きく、「従業員数の拡大」と「従業員一人当たり営業利益の増大」の両立によって、中長期での高い売上・利益成長が可能とみているもようです。

来期、再来期も2割の営業増益ペースが続くと予想しています。

 

 

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