10月3日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[3484] テンポイノベ企業名 1,546円 前日比+300(+24.08%)S高

ストップ高。19年3月期の営業利益を従来予想の4.60億円から6.03億円(前期実績3.96億円)に上方修正しました。

収益性の高い物件の確保等が寄与しています。また、25日に上場市場を東証1部または2部に変更します。

株主分布状況の改善と流動性向上のため、67万9900株の株式売出、10万1900株のオーバーアロットメントによる売出及び第三者割当による新株発行を行います。

 

[8358] スルガ銀行 650円 前日比+66(+11.30%)

大商いで急騰。売買代金は東証1部で[7974]任天堂を凌ぎトップに躍り出るなど個人投資家を中心とした投機資金の売買が活発です。

市場では「金融庁が今週内にも同社に対し、投資用不動産向け融資の業務停止命令を出す方針を固めたと報じられたが、一部の業務停止命令にとどまったことが、むしろポジティブサプライズとなった。信用取引を使った売り買いが高水準で、踏み上げ的な色が強い」(国内ネット証券大手)といいます。

同社の東証信用残は直近9月28日現在で買い残を増やす一方、売り残を急減させていますが信用倍率は1.21倍と依然取組妙味が意識されています。

また、日証金では足もと株不足で逆日歩が付く状態にあり、「日証金で買い戻しが遅れた個人のショートカバーが目先の株価をプッシュアップしている」(同)としています。

 

[2685] アダストリア 1,699円 前日比+147(+9.47%)

急伸。同社が2日の取引終了後に発表した9月度の国内月次売上高で、既存店売上高が前年同月比3.2%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されています。

前年に比べて休日が2日多かった一方、地震や大型台風に伴う休業・営業時間変更などが響き客数は同0.5%減となりましたが、客単価が同3.7%増となり売上高を押し上げました。

アイテム別ではジャケットなどのアウター類、長袖シャツやカーディガンなどの秋物商品が順調に売れ行きを伸ばし、ブランド別ではグローバルワーク、ニコアンド、レプシィム、ページボーイなどが好調でした。

 

[3989] シェアリングテクノロジー 2,180円 前日比+177(+8.84%)

大幅反発。完全子会社のリアブロードが運営する海外留学サービス「スマ留」の9月度申込件数が265件となり、前年同月(35件)比で757%を達成したと発表しました。

サービス開始後、過去最高の伸び率です。

申込件数は6月に239件を記録した後、7月に217件、8月に151件と減少していただけに、9月の回復を受けて投資家の間に買い安心感が広がっています

 

[7919] 野崎印刷紙業 460円 前日比+35(+8.24%)

大幅高。高水準の買いを集め需給相場の色彩を強めてきました。

8月下旬から9月下旬にかけて漸次下値を切り上げてきましたが、9月20日に商い急増のなか40円を超える急伸で市場の耳目を驚かせ、「そこからは確変モードで大口の資金流入が断続的に観測されるようになった」(国内投資顧問)としています。

時価は約19年ぶりの高値水準に浮上しました。19年前の1999年には6月から7月にかけわずか2カ月で200円台後半の株価を600円台前半まで一気に駆け上がった経緯があります。

今回もスタート地点は200円台後半で、上昇波はやや緩やかながら、小型株特有の足の軽さをみせつけています。

同社は印刷物や包装資材などの紙製品の製造を手掛ける新元号に絡む特需が期待されるほか、ICタグへの展開に注力しセルフレジ関連の有力株としての位置づけがあります。

 

 

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