本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[2810] ハウス食品グループ本社 3,725円 前日比+475(+14.62%)S高
急伸で一時上昇率トップ。前日に発表した第2四半期決算が好感されています。
7-9月期営業利益は42.6億円で前年同期比17.2%増益と堅調、通期予想は従来の170億円から180億円に上方修正しています。
175億円程度のコンセンサスを上回る水準に。中国やタイなど海外市場の好調が続いているほか、マーケティング費用抑制などのコストコントロールも効いているようです。
[4506] 大日住薬 2,466円 前日比+314(+14.59%)
急騰。[4592]サンバイオが「SB623」の外傷性脳損傷を対象にした日米グローバル第2相試験で、主要評価項目達成の解析結果を得たと発表しました。
国内で20.1期中の承認申請を目指すとしています。「SB623」は細胞医薬品の脳梗塞治療剤で、サンバイオが開発して同社米子会社と共同で治験を実施しています。
同社は米国・カナダにおける本剤の独占販売権を取得しており、今後の業績寄与に対する期待感が高まる形になりました。
[6409] キトー 1,927円 前日比+241(+14.29%)
大幅反発。同社は1日取引終了後、19年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表しました。
売上高を580億円から600億円(前期比8.8%増)へ、営業利益を55億円から60億円(同27.7%増)へ、最終利益を35億円から40億円(同41.0%増)へそれぞれ増額しました。
19年3月期第2四半期累計期間は、全般的な好調を維持する日本、米国市場が業績をけん引し、中国市場でもEVなどを中心とした成長産業が活況で業績に大きく貢献しました。
通期業績については、米中貿易摩擦による先行きの不透明感は残るものの、第3四半期以降も日本、米国を中心に需要は底堅く推移するものと見込まれることから、通期連結業績予想を第2四半期累計期間と同様に上方修正します。
なお、売上高、各段階利益ともに、過去最高となる見込みとしています。
[3347] トラスト 251円 前日比+31(+14.09%)
急騰。1日取引終了後、19年3月期の第2四半期連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されました。
売上高は96億5000万円から107億7000万円(前年同期比20.7%増)へ見直したほか、営業利益は5億8000万円から7億6200万円(同35.3%増)へ、最終利益は2億2000万円から2億2200万円(同18.1%増)へ修正しました。
中古車輸出事業はおおむね予想通り推移しましたが、レンタカー事業が新規出店による効果で利益が予想を上回りました。なお、通期予想は据え置いています。
[6861] キーエンス 60,060円 前日比+6100(+11.30%)
急反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は1614億円で前年同期比16.6%増、7-9月期は832億円で同12.7%増となりました。
市場コンセンサス線上で大きなサプライズはないものの、減速感がみられる同業他社との比較では、業績の安定成長性があらためて認識される状況にもなっています。
また、年間配当予想を100円から200円に引き上げたことも、株価意識の表れとしてポジティブに受け止められているようです。