11月21日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[7577] HAPiNS 292円 前日比+68(+30.36%)

急伸。13日に19年3月期の営業利益を従来予想6.00億円から2.10億円(前期実績1.51億円)に下方修正し、15日に年初来安値を付けた。前期比では増益を維持していることから、売られ過ぎとの見方が台頭し、買い戻しが入った。[2928]親会社RIZAPグループが持続的成長に向けた構造改革に着手することを発表しており、一部投資家によるグループ再編に対する思惑も買い材料になったようだ。

 

[8740] フジトミ 296円 前日比+46(+18.40%)

急伸。一部メディアが純損失縮小と報じ、買い材料視された。報道によると「主力の投資サービス事業は取引所為替証拠金取引など金融商品伸びる。売買手数料収入も増加」とした上で、「前期計上の固定資産売却損なくなり最終赤字は縮小」するという。19年3月期第2四半期累計の営業損益は1.81億円の赤字(前年同期実績1.90億円の赤字)、純損益は1.63億円の赤字(同2.36億円の赤字)。通期予想は開示なし。

 

[2373] ケア21 1,310円 前日比+181(+16.03%)

大幅に3日ぶり反発。株主優待制度を新設すると発表している。10月31日現在の株主を対象に、1000円分のQUOカード(クオカード)を贈呈する。株主の支援に対する感謝に加え、株式投資の魅力を高め、中長期的に保有してもらうことが目的としている。優待新設に加え、前日までの続落を受けて株価の値頃感が高まっているとの見方も買いにつながっているようだ。

 

[3925] ダブルスタンダード 4,035円 前日比+245(+6.46%)

大幅高。27日から上場先が東証1部に変更されると発表している。同社は「既成概念にとらわれず、技術、品質、価格面でイノベーションを実現し、顧客企業の事業の一端を継続サポートできる企業」として、「今後もさらなる事業拡大と企業価値向上に努める」とコメントした。12月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に加えられるため、インデックスファンドなどの需要を見込んだ先回り買いが入った。

 

[6630] ヤーマン 2,034円 前日比+115(+5.99%)

大幅反発。19日に発表された業績上方修正を受けて、前日は当面の出尽くし感から利食い売りに押される展開だった。ただ、本日は一転して見直しの動きが強まる展開に。大和証券では投資判断「2」を継続で、目標株価を2900円から3100円に引き上げた。アジア市場での急速な需要拡大の取り込みが、インバウンドからECなど直接販売にシフト、中期目標の売上高300億円の早期達成が見えてきたと評価。

 

 

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