1月10日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[7707] PSS 340円 前日比+57(+20.14%)

急伸。18年8月27日に決定した第16回新株予約権(200万個、潜在株式数200万株)の権利行使が完了したと発表しています。

残存していた36万個が9日に全て行使されました。行使価額は233円です。

権利行使が終了したことから将来の株式価値の希薄化懸念が払拭されたとの見方が投資家の間に広がり、値を上げています。

節目の300円を上回ったことも買いに拍車をかけたようです。

 

[9519] レノバ 1,006円 前日比+150(+17.52%)S高

ストップ高。前日に上半期の決算を発表、経常益は11.7億円で前年同期比35.7%減となりました。

天候不順の影響で減益となりましたが、ほぼ市場想定通りの着地です。

一方、通期予想は従来の21億円から27億円に上方修正しました。徳島津田バイオマス発電事業において、提供した付加価値に鑑みて、共同スポンサーの一部から追加的な事業開発報酬を受領する見込みとなったことが背景です。

あらためて収益成長期待などが高まる形となりました。

 

[4745] 東京個別指導学院 1,236円 前日比+167(+15.62%)

急騰。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は12.7億円で前年同期比7.1%増益となりました。

上半期は同25.3%増であったため、増益決算のインパクトは大きくありませんが、株価の調整が続いていたことで、順調な決算確認で安心感にはつながっているとみられます。

在籍生徒数の順調な拡大などで、授業料売上高などが堅調推移となっています。

 

[6552] GameWith 1,032円 前日比+139(+15.57%)

急伸。19年5月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比19.3%減の5.04億円と発表しています。

ネットワーク広告で広告単価が改善したほか、タイアップ広告もゲーム会社からの需要が高く順調に推移しました。

一方、人件費関連費用が増加し、利益を押し下げました。

通期予想は前期比22.5%減の9.05億円で据え置きです。

進捗率が55.7%と堅調なことが好感され、買い安心感につながっています。

 

 

[4575] CANBAS 545円 前日比+64(+13.31%)

後場急伸で一時ストップ高。抗癌剤候補化合物CBP501のフェーズ1b試験拡大相(対象癌腫は膵臓癌及び直腸大腸癌)で最初の被験者への投与が開始されたと発表しました。

CBP501・シスプラチン・抗PD-1免疫チェックポイント阻害抗体ニボルマブ(オプジーボ)の3剤併用によるオープンラベル・非無作為化・非対照試験です。

今後、米国の治験実施機関と、迅速に臨床試験を進めます。試験進行中も提携獲得交渉を継続します。

 

 

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