2月6日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[5821] 平河ヒューテック 1,478円 前日比+243(+19.68%)

一時ストップ高。同社が5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算が、売上高206億3600万円(前年同期比5.8%増)、営業利益20億9900万円(同23.4%増)、純利益15億3000万円(同1.6%増)と大幅増益となったことが好感されています。

車載ケーブル及びエネルギー産業関連ケーブルなどの売り上げが堅調に推移し、高水準で推移する銅価格など原料高を吸収しました。

また、医療用特殊チューブの伸長も寄与しました。

なお、19年3月期通期業績予想は、売上高274億円(前期比5.4%増)、営業利益26億円(同19.7%増)、純利益20億円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いています。

同時に、19年3月末の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これも好材料視されています。

 

[3622] ネットイヤー 496円 前日比+80(+19.23%)S高

ストップ高比例配分。[9613]NTTデータが1株につき850円でTOBを実施し、資本業務提携すると発表しました。

TOB後のNTTデータの保有株は最大で461万8200株(議決権比率66.00%)で、上場は維持する見込みです。

また、19年3月期の営業損益を従来予想の0.80億円の黒字から0.70億円の赤字(前期実績0.51億円の赤字)に下方修正しました。

納期遅延や仕様変更に伴う開発コストの増加などが響きました。

 

[8929] 青山財産ネットワークス 1,900円 前日比+286(+17.72%)

急騰。同社は資産家を対象とした財産コンサルティングを手掛け、企業オーナー向けの事業承継に絡む案件が高水準で業績拡大に反映させています。

5日取引終了後に発表した19年12月期の連結業績予想は、売上高が200億円(前期比16.1%増)と2ケタ増収を見込み、営業利益は16億円(同9.2%増)と成長が続く見通しです。

18年12月期連結決算では営業利益が前の期比34%増と急拡大した後だけに伸び率は鈍化するものの、2ケタ近い伸びを確保する見通しにあることで、これを評価する買いを呼び込んでいます。

さらに、年間配当は前期実績比6円増の45円を計画、時価予想配当利回りは2.3%を超えます。

 

[6269] 三井海洋開発 2,979円 前日比+439(+17.28%)

急伸。同社が5日の取引終了後に発表した18年12月期連結決算が、売上高2219億900万円(前の期比16.1%増)、営業利益149億2800万円(同30.4%増)、純利益218億9100万円(同12.5%増)となり、従来予想の営業利益120億円を大きく上振れて着地したことが好感されています。

FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の建造工事が順調に進捗したことに加えて、オペレーションサービスの採算が改善したことや販管費が予想を下回ったことなどが寄与したといいます。

 

[7951] ヤマハ 5,470円 前日比+615(+12.67%)

急騰。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は196億円で前年同期比11.6%増益、市場予想を10億円程度上回ったとみられます。

主力の楽器が想定以上に好調と受け止められています。

また、発行済み株式数の2.7%に当たる500万株、200億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は2月6日から7月31日までとしており、需給面での下支えにつながるとの期待感も先行しています。

 

 

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