株式用語集

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か行

■買いあおり(かいあおり)

株価をつり上げるために買い立てること。逆を「売りあおり」という。

■外国証券取引口座(がいこくしょうけんとりひきこうざ)

一般の証券口座とは別に、投資家が外国株や外国債券を買おうとしたときに開設しなければならない口座のこと。
国内の投資家も、原則、外国証券取引所、および国内の金融商品取引所に上場している外国株式に投資をすることができる。

■会社四季報(かいしゃしきほう)

東洋経済新報社から1年に4回発行されている、企業内容を調べるための代表的な投資情報誌の一つ。

■株式分割(かぶしきぶんかつ)

発行済みの株の単元を小さくすること。例えば、1株10万円で購入した株が10分割された場合、1株1万円の株が10単元になる。1単元あたりの購入価格が安くなるため、企業としては、より多くの人に株を買ってもらう機会となり、投資家としては、低予算で株を持つことができるようになる。分割そのものによっては保有資産は増減しないが、購入価格が高い銘柄は、分割することによって予算が少ない投資家にも買えるようになり、買い手が増えて株価が上昇することがある。

■空売り(からうり)

株は「買って、売る」取引のほかに、一部の銘柄で「売って、買い戻す」ことが可能。この取引を「空売り」という。仕組みは、証券会社などから一時的に株を借り、市場で売却。その後、株価が下落したところで買い戻し、株を返却する。その際に発生する値幅(売値と買い戻し価格の差)が利益となる。上昇率が大きい銘柄の下落が予想される時、業績悪化などによって株価が下がると予想される時などに有効な取引で、信用取引口座を作ることで空売りができる。

■機関投資家(きかんとうしか)

法人の投資家。保険会社、投資顧問会社、投資信託、年金基金など、顧客から預かっている資金を使って投資を行う。例えば、保険会社は顧客から預かっている保険料を効率的に運用するために、投資信託は信託された資金を増やすために株式取引を行う。個人投資家と比べて資金力があるため、株式相場に与える影響が大きい。また、情報力、分析力なども高く、機関投資家がどう動くかによって相場や株価の方向性が決まることもある。基本的には中長期で運用することが多い。

■逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

通常の指値注文とは反対に、株価があらかじめ指定しておいた価格より高くなったら「買い」、安くなったら「売る」こと。
⇒関連用語:指値注文

■逆日歩(ぎゃくひぶ)

信用取引において信用売り(空売り)が、信用買い(空買い)を上回り、株券が足りなくなった場合、株を貸してくれる人に支払う貸株料のこと。通常の信用取引では、投資家が信用買い(空買い)をした際に徴収される金利を日歩といい、買い方が日歩を支払い、売り方が受け取る。これとは逆に、売り方が買い方に日歩を支払うことを逆日歩という。

■景気敏感株(けいきびんかんかぶ)

景気敏感株は、景気の影響を受けやすい株。景気が上向いた時には受注中や業績が良くなるため、株価も上昇しやすい。業種では、紙パルプ、化学、鉄鋼、機械、運輸など。
⇒関連用語:ディフェンシブ銘柄

■現引(げんびき)

信用取引で買い付けた株を、返済のために売りに出さずに、現物として買い取ること。品受けとも呼ぶ。

■権利確定日(けんりかくていび)

配当金や株主優待などを受けることができる権利のある日。その日に株を保有してさえいれば、受け取る権利を得られる。

■権利落ち(けんりおち)

権利確定日を過ぎて、株式分割などを受ける権利がなくなること。権利を得るには、権利確定日から起算して5営業日前までに株を購入する必要がある。

■公募増資(こうぼぞうし)

会社が広く一般の投資家に株主を募集すること。時価を基準にした価格(若干の割引あり)で新株式を発行する。

■後場(ごば)

金融商品取引所における午後の取引時間のことをさす。東京証券取引所では12時30分から15時00分まで。金融商品取引所によっては異なることがある。