8日の東京株式市場は売り優勢の地合いとなり、日経平均は小幅反落しました。TOPIXの下げが相対的に大きく、値下がり銘柄数の多さが目立ちます。

 

大引けの日経平均株価は前営業日比21円81銭安の2万9708円98銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は11億3446万株、売買代金概算は2兆5445億円。値上がり銘柄数は285、対して値下がり銘柄数は1883、変わらずは22銘柄でした。

 

きょうの東京市場は前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちであったことから手掛かり材料に乏しく、国内企業の決算発表本格化を前に買いポジションを引き下げるリスク回避の動きが優勢でした。

 

米国を筆頭に世界的な景気回復期待は根強いものの、国内で新型コロナウイルスの感染者数が再拡大傾向にあることや、米中摩擦の先鋭化を懸念するムードも拭えませんでした。

 

銀行株が売られる一方、半導体関連セクターの一角などが底堅さを発揮したほか、海運や機械などグローバル景気敏感セクターが買われ下値を支えました。

 

もっとも、業種別では33業種中、29業種が下落。個別ベースでも値下がり銘柄数は1800を大きく上回り、東証1部全体の86%を占める売り圧力の強い地合いでした。