23日の東京株式市場は方向感の定まらない展開で、日経平均は朝方高かったものの前引けにかけ値を消し、後場も動きに乏しく、引け際マイナス圏に沈みました。

 

大引けの日経平均株価は前営業日比9円24銭安の2万8874円89銭と小幅反落。

 

東証1部の売買高概算は9億4436万株、売買代金概算は2兆2856億円。

 

値上がり銘柄数は812、対して値下がり銘柄数は1272、変わらずは109銘柄でした。

 

きょうの東京市場は、前日の米国株市場でナスダック総合指数が過去最高値を更新したことを受け、寄り付き売り買い交錯も、その後プラス圏を確保してリスク選好ムード。

 

ただ上値の重さも終始意識された。注目されたパウエルFRB議長の議会証言は、足もとのインフレ率の上昇を一時的なものとする従来の主張を変えず、米国株市場では終盤にこれを好感する形で買いに厚みが加わりました。

 

しかし、東京市場ではそれをうまく引き継げませんでした。前日に日経平均が870円あまりの急速な戻りをみせていたこともあって、上値では売り圧力が強く伸び悩みました。

 

それでも前引けは小幅プラス圏を維持していたが、後場は大引け間際に軟化しわずかにマイナス圏で着地。6割近い銘柄が値を下げました。また、売買代金は2兆2000億円台にとどまり、最近では低調でした。