7月19日の株ニュース

本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。

[2176] イナリサーチ 934円 前日比+150(+19.13%)S高

ストップ高比例配分。同社は18日取引終了後、バイオサイエンス事業の韓国DNA Link Inc.および実験動物の飼育販売を手掛ける日本エスエルシー(静岡県浜松市)とヒト由来がんを用いたPDXマウスモデルの開発と医薬品開発への有効利用に関する共同事業を開始すると発表し、寄り付きからこれを材料視する買いが集中しました。

DNA Linkは日本エスエルシーにアジア人のがん細胞を提供し、日本エスエルシーがPDXマウスモデルを作製し、イナリサーチは試験や市場開拓を支援します

この事業により、PDXの実験では臨床検体から得られないデータを得られるということです。

 

[3627]ネオス 611円 前日比+65(+11.90%)

続急伸。同社は電子ブック閲覧ソフトやコンテンツなど携帯電話向けアプリ開発支援を祖業としますが、最近は医薬業界や金融業界向けで需要を捉えており、新規事業の法人向けクラウドサービスも収益に貢献、19年2月期は営業損益黒字化が有望視されています。

独自のマッチングAIや画像認識技術を開発、企業向けAIソリューションにも展開し今後の成長期待が強いです。

直近ではセールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーに認定されたことも買い人気を後押ししています。

 

[2341] アルバイトタイムス 237円 前日比+14(+6.28%)

急騰。同社は無料求人誌や求人サイトを展開しています。

人材関連のなかでも株価が低位に位置していることで個人投資家資金などを中心に注目度が高いです。

政府が進める人手不足対策では外国人の受け入れなどが目玉政策となっています。

そのなか、同社は外国人採用支援サービスを展開していることが株価を刺激しています。

 

[3556] リネットジャパングループ 838円 前日比+48(+6.08%)

急反発。同社はネット専業の中古品買い取り・販売を展開しており、2兆円規模ともいわれる国内リユース市場の拡大が続くなか、関連有力株として頭角を現しています。

小型家電リサイクルでは東京五輪のメダル作成プロジェクトに参画、都市鉱山関連株としての側面も持ちます。

さらに海外では成長著しいカンボジアへの投資を[8473]SBIホールディングスと連携して積極推進しており、今後の成長力評価につながっています。

 

[4385] メルカリ 4,595円 前日比+208(+4.67%)

続伸。株価は一時4,600円台まで値を上げました。

フリマアプリ最大手の同社は、先月19日に東証マザーズに新規上場し公開価格(3,000円)を67%上回る5,000円で初値をつけました。

ただ、その後は5,000円が抵抗線となり株価は一時4,100円台まで値を下げる場面がありました。

もっとも、上場から1カ月が過ぎ株価には見直し機運も浮上

この日は、大量保有報告書でJPモルガン・アセットが5.4%の株式を保有する大株主に浮上したことも市場の関心を集めました。

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