本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[2916]仙波糖化工業 1,230円 前日比+215(+21.18%)
急騰で3日続伸。同社は7日の取引終了後、19年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を98億円から102億円(前年同期比10.2%増)へ、営業利益を4億8,000万円から6億3,000万円(同50.9%増)へ、純利益を3億2,000万円から3億9,000万円(同23.1%増)へ上方修正しました。
第1四半期に自社商材の拡販と提案営業の強化を図ったほか、グループ全生産拠点の生産性向上に注力したことが奏功する見通しです。
また、構造改革の成果も寄与する見通しです。
[7867]タカラトミー 1,048円 前日比+150(+16.70%)S高
ストップ高。同社は7日取引終了後、19年3月期第2半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を830億円から870億円(前年同期比1.1%減)へ、営業利益を40億円から55億円(同16.3%減)へ、純利益を25億円から38億円(同10.1%減)へ上方修正しました。
定番商品である「リカちゃん」関連商品や、商品力を強化した「デュエル・マスターズ」、次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が引き続き好調に推移することが寄与する見通しです。
また、6月に出荷を開始したサプライズドール「L.O.L.サプライズ!」が人気を博していることなども考慮したといいます。
[1926]ライト工業 1,379円 前日比+193(+16.27%)
大幅続伸し、年初来高値を更新。同社は7日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表しました。
営業利益は16億6,600万円(前年同期比12.7%増)と、2ケタ増益となったことが好感されているようです。
売上高は208億3,700万円(同1.1%増)で着地しました。
斜面・法面対策工事や基礎・地盤改良工事が増えるなど、全体の受注高は321億9,600万円(同14.9%増)に伸長しました。
利益面ではグループ全体で採算性が向上したことが寄与しました。
なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いています。
[4092]日本化学工業 5,080円 前日比+650(+14.67%)
急伸して3日続伸。同社は7日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表しました。
営業利益は9億4,300万円(前年同期比46.0%増)となり、通期計画34億円に対する進捗率は27.7%となりました。
売上高は87億3,800万円(同0.1%減)で着地しました。
化学品事業は液晶・半導体向けリン製品や紙パルプ向けシリカ製品が苦戦しましたが、機能品事業では電子材料向けバリウム製品やリチウムイオン電池用正極材料、電子セラミック材料の売り上げが伸長しました。
なお、通期業績予想は従来計画を据え置いています。
[7419]ノジマ 2,566円 前日比+305(+13.49%)
急騰。同社は首都圏を中心に家電量販店を展開するが、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などが好調で収益を押し上げています。
7日取引終了後、19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表しました。
売上高は1167億9,300万円(前年同期比3.8%増)と増収を確保、営業利益は31億4,500万円(同21.6%増)、最終利益は28億1,000万円(同31.2%増)と大幅な伸びを示し、これが株価を強く刺激しました。
また、同日に立会外での自社株買いを発表し、きょう75万1,000株の買い付けを実施しています。
これによる株式需給面の改善や、既存株主の保有する株式価値の向上を評価する買いも加わりました。