本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[6624] 田淵電機 231円 前日比+50(+27.62%)S高
ストップ高。同社は16日、[6699]ダイヤモンドエレクトリックホールディングス傘下のダイヤモンド電機を割当先とする第三者割当増資を実施することを発表、これが株価を強く刺激する格好となっています。
2019年1月25日までに30億円を調達する予定で、田淵電機はダイヤモンド電機の傘下に入る形となります。
同社の経営再建に対する期待が投資資金の流入を誘う格好となりました。
[7419] ノジマ 2,606円 前日比+371(+16.60%)
急反騰。同社は16日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が2,418億円から2,450億円(前年同期比4.6%増)へ、営業利益が73億円から92億円(同23.2%増)へ、純利益が60億円から72億円(同64.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っています。
昨年グループ入りした子会社ニフティとのシナジーが出たことに加えて、猛暑の影響でエアコンなどが好調に推移し、デジタル家電専門店運営事業の収益が伸長したことが牽引しました。
また、子会社の不採算事業のリストラクチャリングが想定以上に進んだことも寄与しました。
[3844] コムチュア 4,480円 前日比+540(+13.71%)
大幅反発。同社はグループウエアの開発など情報システム構築を展開しますが、企業のIT投資拡大が追い風となっています。
企業のIT投資の中でも成長領域であるクラウド・ビッグデータ・AIなどのデジタルトランスフォーメーション領域に傾注し需要をとらえています。
16日取引終了後、19年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表しました。
営業利益を8億6500万円から12億1,400万円(同55.0%増)へ大幅に上方修正しており、これを好感する買いが集中しました。12
[3854] アイル 1,126円 前日比+121(+12.04%)
大幅高。同社は中小企業向け中心に基幹システム開発を手掛けるほか、人材派遣サイトも運営します。
人工知能(AI)を使ったソフト開発やブロックチェーン分野も深耕、先端技術分野での活躍に期待がかかります。
さらに直近では、スマートフォンを利用したキャッシュレス決済で体験イベントを開催するなど同分野にも積極的に踏み込んでおり、現在の市場の物色テーマに乗っています。
21年7月期に営業利益10億円(18年7月期実績は5億2,600万円)を目指す中期経営計画を策定していることもポイントです。
[1980] ダイダン 2,619円 前日比+207(+8.58%)
後場急動意。同社は午後1時30分ごろ、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が675億円から696億円(前年同期比2.1%増)へ、営業利益が30億円から36億4,000万円(同13.7%増)へ、純利益が20億円から26億4,000万円(同14.9%増)へ上振れたようだと発表しており、これが好材料視されました。
引き続き好調な建設需要を受け受注工事高が計画を上回ったほか、手持ち工事が順調な進捗となったことが寄与しました。