6月16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり108銘柄、変わらず5銘柄となりました。

 

日経平均は3日ぶりに反落。15日の米株式市場でのNYダウは続落、94.42ドル安(-0.27%)となりました。

 

5月小売売上高が予想以上に鈍化したほか、生産者物価指数が予想を上回る伸びを示したことが警戒材料となり、開催中の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に持ち高調整の売りが優勢となりました。

 

ハイテク株も売りに押され、ナスダック総合指数は0.71%安。米株安を受けた本日の日経平均は135.16円安の29306.14円でスタート。

 

即座に下げ渋って下げ幅を縮小すると、一時は29434.10円(前日比7.20円安)まで戻したが、再度失速すると、前場は29300円台後半でのもみ合いが続きました。

 

後場もこう着感の強い動きが続いたが、アジア市場も軟調ななかFOMCを前にした利益確定売りに押され、下げ幅を拡げる展開となりました。

 

大引けの日経平均は前日比150.29円安の29291.01円。

 

東証1部の売買高は10億2848万株、売買代金は2兆4262億円。

 

セクター別では、その他製品、空運業、陸運業、サービス業、水産・農林業などが下落率上位となった。一方、鉱業、海運業、ゴム製品、機械、石油・石炭製品などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は39%、対して値上がり銘柄は全体の55%でした。

 

おすすめの記事