本日株価が大きく変動した銘柄の中から当サイトがピックアップした銘柄に関するニュースをお送りします。
[3907] シリコンスタジオ 1,492円 前日比+300(+25.17%)S高
後場ストップ高。同社は前引け後に、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するAWS Partner Network(APN)のスタンダードテクノロジーパートナーに認定されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っています。
同社では今回の認定を受けて、今後は、ゲーム&エンターテインメント業界で培ってきたノウハウと技術を生かして、幅広い業種・業界向けにAWSベースのオンラインソリューションを提供していくとしています。
[4924] シーズホールディングス 4,500円 前日比+700(+18.42%)S高
ストップ高比例配分。米ジョンソン・エンド・ジョンソンがTOBを実施して、完全子会社化を目指すと発表しています。
TOB価格は一株5900円で、前日終値を55.3%上回る水準となっています。
買付期間は10月29日から19年1月10日までとしており、TOB成立後、同社株式は上場廃止となります。
同社は公開買い付けに対して賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す展開になっています。
[6703] 沖電気工業 1,554円 前日比+135(+9.51%)
急反発。前日に発表した上半期業績予想の上方修正がポジティブなサプライズにつながっています。
営業損益は従来予想の30億円の赤字から一転、8億円の黒字に上方修正しています。
プリンター事業では構造改革を中心に収益が改善したほか、情報通信事業の売上案件の構成比改善など、各事業が堅調に推移したようです。
第1四半期から前年同期比での収益改善は進んでいましたが、上方修正幅は想定以上との見方が優勢になりました。
[6937] 古河電池 886円 前日比+66(+8.05%)
大幅反発。前日に上期業績予想の修正を発表しました。
営業益は従来予想の4億円から3.1億円に下方修正も、純利益は2億円から3.3億円に上方修正しました。
産業用電池の低調推移が営業益下方修正の要因だが、受取当金の増加や支払利息の減少などで営業外収支は改善しました。
第1四半期が大幅減で本業ベースの下振れは織り込まれていたこともあり、経常利益以下の上方修正に対するインパクトが強まりました。
[5423] 東京製鐵 811円 前日比+54(+7.13%)
大幅反発。前日に上期の決算を発表、営業益は71.8億円で前年同期比8.5%減、会社計画を10億円強上回り、ほぼ市場予想線上になりました。
上期の超過分を反映して、会社側では通期計画を120億円から130億円に上方修正しました。
コンセンサス水準には達していませんが、足元で鉄スクラップ価格が上昇しており、株価には下振れ懸念も反映されていたとみられることから、ストレートに上方修正を評価する動きとなっています。